まじめに精一杯生きていても、
時に自分ではコントロールできない
理不尽な出来事に巻き込まれ、
何もかもが嫌になってしまうことがあります。
そのような事態に陥ったとき、
やりきれない思いをギャンプルや
お酒などで解消しようとする人がいます。
本人は、一過性の憂さ晴らしで
すぐにやめられると思っていても、
悪い行動はエスカレートしていき、
気付いたら元の生活には
戻れないところまで落ちてしまうことがあります。
これは、ひとときの悪い行動が、
いつの間にか習慣化して
本人の性格となってしまったことが原因。
性格は、習慣によってできるもの。
裏を返せば、
習慣を変えれば、性格は変えられるのです。
耐えられないほどつらいことがあった時、
流されて自暴自棄になるのではなく、
そんな時こそ「品位」行動を
心がけるべきです。
困っている人をみかけたら声をかける。
道端に落ちているゴミを拾う。
電車でお年寄りに席をゆずる。
どんなささいなことでも大丈夫。
普段から「品位」ある行動を心がけていると、
自尊心が高まり、
前向きに人生を歩いていく
モチベーションになるのです。