社会的に成功している人に向けて
「あの人は運がいいから」
「生まれつき強運だからうまくいくんだね」
などという人がいます。
では、運の良さとはどのような状態のことでしょうか?
たとえば、サイコロを一回振るとして、
奇数または偶数の目がでる確率は
半々の50%です。
世間で「運がいい」と言われている人は、
サイコロの出目を偶然言い当てた程度に
思われることが多いですが、
これはまったくの間違いです。
そして「運がいい人」は、
一度に限らず次々に成功して、
プラスの連鎖反応になることが多いのです。
なぜ「運がいい人」は、
継続して成功し続ける可能性が
高いのでしょうか?
それは、
一度うまくいった時のリソース(資源)を
最大限に生かして、
次のチャンスに立ち向かうから。
イチからのスタートではなく、
以前に成功した際に得られた知識を
利用できる場所に全力投入するから
次もうまくいく確率が高くなるのです。
逆に、
人生におけるチャレンジすべてが
イチからのスタートばかりだと、
当然ながら失敗する確率が高くなります。
やみくもに運まかせのサイコロを
振っていても成功からは遠ざかるばかり。
「運がいい」と呼ばれる人たちは、
これまで蓄えてきた知識や経験を
着実に生かせるフィールドを
常に選択してきた人なのです。