何かに夢中になることは、ストレスをやわらげ、つらいことに立ち向かうエネルギーになります。
しかし、その行動から離れられなくなり、日常生活の妨げになるようであれば、「依存症」の可能性も考えられます。
依存症とは…
快感を与えてくれる刺激(ドーパミン)に心が支配され、自分の意思で欲求をコントロールすることができず、その刺激がないと不安感や不快感、身体的症状などが生じてしまう心の病。
ストレスから逃げたり、心の空白を埋めたりするために何かに依存し、やめられなくなっている状態です。
ギャンブルやお酒、喫煙、買い物、スマホ、ゲームなど、依存しやすいものはわたしたちの身の回りに数多くあります。
では、依存から抜け出すには、どのような方法があるのでしょうか。
①依存していることを自覚し、「やめる」という意思を周囲に宣言する。
②強制的にほかの行動をとるようにする。
③依存しているものから物理的に遠ざかる。
人生を見失うという最悪の結果を避けるためにも依存の悪循環を断ち切ることが必要です。
自己で解消できないような強い依存がある場合は、医療機関に相談しましょう。