「人間はひとりでは生きていけない」
「みんなで足並みをそろえて、仲良く過ごさなければならない」
このように思う人は、集団からはじき出されることを非常に恐れます。
でも動物には「群れ型」だけでなく、「縄張り型」も存在します。
縄張り型で身近なのはネコでしょう。
外で暮らす野良猫たちは、たいてい一匹で行動しています。
たまに仲良く集まって集会をすることもありますが、彼らは基本的には単独行動です。
人間にも「群れ型」と「縄張り型」の両方がいます。
サラリーマンやママ友など、集団に属することで仕事や情報が手に入りやすかったり、トラブルから守ってもらえたりもします。
一方でそうした群れに馴染めない人もいます。
グループには入りたくないという人や、フリーランスの人などは縄張り型でしょう。
上下関係などの気配りが減る反面、責任をひとりで負う苦労もあります。
群れ型に縄張り型にも一長一短あり、どちらが正しいというわけでもありません。
もし、あなたが集団が苦痛と思っているなら、ただ自分は縄張り型なだけなのだ、と認めてあげてください。
「周囲の人となじめない」という劣等感を手放すだけでココロはずっと軽くなるでしょう。
あなたが安心して過ごせる場所はどこですか?